単一のブランドが上位10位中8つを占めるのは初めてという。
2022年に世界で最も売れたスマホの上位10機種は次の通り。
1位 iPhone 13
2位 iPhone 13 Pro Max
3位 iPhone 14 Pro Max
4位 Galaxy A13
5位 iPhone 13 Pro
6位 iPhone 12
7位 iPhone 14
8位 iPhone 14 Pro
9位 iPhone SE 2022
10位 Galaxy A03
カウンターポイントによると、昨年のiPhone 14シリーズでは、Pro Maxモデルの販売台数が初めてProモデルや基本モデルを上回ったという。
「iPhone 14 Pro Maxの販売は、アーリーアダプターと上位モデルにアップグレードするユーザーにけん引された。基本モデルのスペックが前年のモデルとほぼ同レベルにとどまる中、ダイナミックアイランドや高速プロセッサなどの進化を盛り込んだiPhone 14 Proシリーズは、ユーザーを魅了した」と同社は述べている。
市場調査会社Statista(スタティスタ)のデータによると、世界のモバイル端末の基本ソフト(OS)別シェアは、グーグルのアンドロイドが71.8%で、アップルのiOS(27.6%)に対して圧倒的に優位な地位を占めている。しかし、裕福国の多くでは、アップルのiPhoneが市場の50%近くかそれ以上を占めている。
さらに、サムスンなどのアンドロイド端末メーカーが非常に多くの機種にシェアを分散させている一方で、アップルは販売するモデルを数機種に集中させている。
カウンターポイントによると、上位10機種は世界のスマホ販売台数の19%を占めている。2022年に世界で販売されたスマートフォンは約3600種類で、2021年の4200種類から減少したという。業界の成熟と統合が進むにつれ、この傾向は今後も続く可能性が非常に高い。
2021年には世界で約16億台のスマホが販売された。
(forbes.com 原文)