「●周年」コンテンツに高いPR効果、人材募集などでの大きな武器に

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企業の創業何周年という節目に周年記念に関連するコンテンツを発信すると、相手の反応が非常によいことがわかりました。周年記念は、企業PRにとって威力抜群の武器になるようです。

リサーチを活用したPRサービス「リサピー」を運営するIDEATECHは、従業員100名以上の企業の経営者96人を対象に、周年記念に関する調査を行いました。それによると、周年記念に関するコンテンツを発信すると、送った相手から新卒採用やインターン募集などについての「お問い合わせ」が来る確率は85.7パーセントという結果が出ました。

周年に関するコンテンツを1度以上発信した経験のある企業は、全体で65.6パーセントありました。このなかで、発信した相手から問い合わせがあったと答えた企業は、「何度もある」が41.3パーセント、「数回程度ある」が44.4パーセントでした。「一度だけある」は0パーセントだったので、出せばまず複数の問い合わせが来ると言えます。

問い合わせの内容は「新卒の応募」がもっとも多く、続いて「中途・第2新卒の応募」、「営業」、「インターン生の応募」、さらにメディアからの取材依頼もありました。今後、自社の事業やサービスの節目を記念してプロモーションに活かしたいかとの問には、「非常にそう思う」と「ややそう思う」が合わせて69.9パーセントにのぼり、その効果を実感した結果と見ることができます。

周年コンテンツにはいろいろなものがあります。この調査では、発信したい周年コンテンツとして「周年記念イベントやセール」、「周年記念特別企画」のほか、周年記念のロゴをデザインしたり、スペシャルサイトを立ち上げるなどの回答がありました。現在は、周年コンテンツやイベントの企画を支援してくれるサービスが数多くあります。周年記念は企業のお誕生日。この特別なチャンスを大いに利用しましょう。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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