2023.03.07

iPhoneをクルマのサブディスプレイに、ヤフーマップがApple CarPlay対応

最近のクルマは、コネクテッドカーが普及しておりApple CarPlayやAndroid Autoに対応し、スマホと接続してクルマのディスプレイ上で操作できるようになっています。主に通話をしたり音楽を聴いたりする用途ですが、カーナビとしても利用できます。

カーナビ機能はクルマに純正で搭載されていることが多いですが、純正だといまいち使いづらかったり、見づらかったりします。スマホの操作に慣れ親しんでいる世代だと、CarPlayやAndroid Auto上でカーナビ機能を使うことで、そういった問題が解消されることもあります。

スマホのカーナビアプリはいろいろありますが、Yahoo! MAPのカーナビ機能がCarPlayに対応しました。これまでYahoo!カーナビは対応していましたが、Yahoo! MAPのカーナビ機能も対応により、選択肢が増えた形です。

特徴としては、接続したiPhone側のディスプレイも活用できること。iPhoneの画面は通常のアプリと変わらないので、使い慣れた操作方法で目的地の検索が可能です。また、ルート案内中は、クルマのディスプレイにはマップと次の案内ポイントのみが表示され、iPhoneの画面上には経路全体の案内ポイントが表示されます。

また、高速道路を走行するルート案内の際は、サービスエリアやインターチェンジなどの情報も表示。iPhoneがサブディスプレイのような役割を担い、目的地へスムーズに向かえます。

今春にはAndroid Autoにも対応予定なので、Androidスマホユーザーでも利用できるこの機能。運転に支障にならない位置にiPhoneを設置できるスタンドを利用すると、より便利になるでしょう。各メーカーは、クルマとスマホがより親密に利用できるアプリの開発をどんどん進めてほしいものです。

リリース情報:「Yahoo! MAPが『Apple CarPlay』に対応しました!」より

文=飯島範久

ForbesBrandVoice

人気記事