4. まだキャッシュでしか支払いができない場所がたくさんある
日本はキャッシュレス化が進んでいるが、海外で普及している非接触型決済システムにはまだまだ及ばない。筆者は母国ではもはや財布すら持ち歩かず、クレジットカードやスマートフォンで買い物をするのが当たり前になっている。友人とバーで割り勘をするときも、一人が店側に支払い、他の客はネットバンキングやモバイルアプリで自分の分を支払う。
しかし、日本ではまだキャッシュレス決済に対応していない店が多いため、そのようなことはできない。そのため、現金の入った財布を持ち歩く必要がある。
5. 多くの物価が上がっていない
日本では最近、生活必需品の価格が若干上昇しているが、旅行者がそれに気づくことはほとんどない上、その影響を受けることもない。旅行者が吟味するのはレストランのメニューや公園・美術館の入場料だが、いずれも過去2年間で大きくは変わっていない。自国と比較すると、あまりに物価が安いことに驚きを感じるだろう。東京ディズニーランドやディズニーシーの1日券の料金が一時的に20%引き下げられたのも、円安も手伝って外国人にはうれしいボーナスだった。というわけで以上が、初めて、あるいは久しぶりに日本を訪れる外国人旅行者が驚く5つのことだ。日本を再訪することを長い間待ち望んでいた筆者だが、長期の不在は、日本を改めて好きになり、新しい目で見るという意味でプラスだったのかもしれない。
上記記事は、JAPAN INSIDEの翻訳記事である。