外国人観光客が驚く日本の5つのこと

JAPAN INSIDE

政府は新型コロナウイルスの感染症法上の分類を5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げると発表した。伴って、海外からの渡航者を対象とした水際対策を同じ日、5月8日に終了することも明らかにした。

外国人観光客が自由に日本を訪れることができるようになりそうな、そんな昨今。本稿では、日本好きの外国人、日本を訪れたいと考えている外国人向けのメディアである「JAPAN INSIDE」による「日本に訪れた外国人観光客が驚くだろうことトップ5」を紹介する。筆者は、入国制限が緩和され、久しぶりに日本を訪れた外国人記者だ。


1.自動販売機がたくさんある

日本が自動販売機の国であることは周知の事実だが、久しぶりに「帰って」くるとその数の多さに驚かされる。とくに筆者は、以前来たときよりもさらに増えているように感じた。コロナ対策で非対面販売方式が急増していることを考えると、あながち間違いではないかもしれない。

機械の数だけでなく、その種類も増えているようだ。例えば、東京の代官山に行ったとき、筆者はキャラメルショップ「ナンバーシュガー」の前にあるキャラメルの自動販売機を見た。当初はコロナウイルスによる規制の間、企業が安心して商品を販売できるようにと設置されたものだった。

 2.何でも行列に並ぶ

日本を初めて訪れる外国人観光客には、「行列」は驚くべき風景だろう。筆者も久しぶりの日本で、自分の後ろに人が並んでいることに驚かずにいられなかった。日本では何年も前から人が並んでいるのを見てきたし、自分もその一人だったのに、この文化を忘れていたのである。エスカレーター、ラーメン屋の前、駅のホームなど、どこで待っていても、誰も割り込まず、きちんと列を作り、礼儀正しく待っているのである。

3. 韓国食材がとても簡単に買える

多くの外国人観光客にはなじみがないかもしれないが、韓国を訪れたことのある人、あるいは韓国に住む観光客にとっては非常にポジティブなことだ。2000年代に筆者が日本を訪れた当時はK-POPアイドルの人気もまだなく、東京のコリアタウンである新大久保も今のように有名な観光地ではなかった。

当時、韓国製品を購入できるのは新大久保の韓国系スーパーだけだった。しかし今では多くのスーパーで購入することができ、この写真を撮ったドン・キホーテもその1つだ。

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