そこで、パナソニック サイクルテック、パナソニック システムネットワークス開発研究所、京セラ、トヨタ自動車、豊田通商の5社は共同で、電動アシスト自転車と自動車とを無線でつなぎ、見通しの悪い交差点での事故を回避するシステムを開発し、実証実験を行うことにしました。
これは、カーナビやETCなどを支える「高度交通情報システム」(ITS)を利用しています。実験では、ITS向け専用周波数760メガヘルツの無線装置を使います。装置は、走行中の電動アシスト自転車と自動車が見通しの悪い交差点に向かって走行すると、双方に接近を知らせ、減速を促します。自動車の運転手がそれを認識して停車すると、自転車から自動車へお礼のメッセージが送られます。
この実験は、神奈川県横浜市の京セラ事業所内にあるテストコースで行われますが、さらに公道での実証実験を実施した後、2025年以降の社会実装を目指すということです。
プレスリリース