甲子園球場では、2012年から球場内で使われたビールのポリエステル製プラスチックカップを回収して、ノベルティグッズやゴミ袋などにリサイクルしてきました。これは、環境保全プロジェクト「KOSHIEN "eco" Challenge」の一環として、オフィシャルアドバイザーである帝人フロンティアの協力で行われている取り組みです。
これまでポリエステル製カップは繊維素材にリサイクルするのが難しいとされていましたが、帝人フロンティアの技術によりそれが実現し、ラバーフェンスのクッション材として生まれ変わらせることに成功しました。ビールのカップからリサイクルした素材が球場設備に使われるのは、これが初めてとのことです。
![](https://images.forbesjapan.com/media/article/61324/images/editor/eb8ddba251035e800ea4a0a98a004df91703ca86.jpg?w=1000)
高く上がったフライを阪神の内野手がアルプススタンドのフェンスに激突しながらも無事にキャッチ! なんていう場面では、阪神ファンは「オレのおかげだ」と胸を張ってビールを堪能できることでしょう。
プレスリリース