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2023.03.01 15:00

ボブ・マーリーの大麻販売店、ジャマイカに初めてオープン

ボブ・マーリー(Photo by Gijsbert Hanekroot / Getty Images)

ボブ・マーリー(Photo by Gijsbert Hanekroot / Getty Images)

ジャマイカで2月、大麻愛好家として有名な同国出身のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの名を冠した大麻ショップがオープンした。マーリーが「ハーブ」と呼んでいた大麻の成分を含んださまざまな医療用製品が販売されている。
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大麻ショップ「マーリー・ナチュラル・ディスペンサリー」は、厳密には販売許可を受けた薬局だ。ジャマイカの首都キングストン市内ホープ・ロード56番地にあるボブ・マーリー博物館内にオープンした。ここは、1981年に死去したマーリーが暮らした家とスタジオがあった場所でもある。

マーリーの遺族が運営する会社The Bob Marley Group of Companies(ザ・ボブ・マーリー・グループ・オブ・カンパニーズ)と、大麻成分カンナノビイド含有製品に力を入れる米シアトルのDocklight Brands(ドックライト・ブランズ)が共同経営するこの店は、大麻ブランドのMarley Natural(マーリー・ナチュラル)がジャマイカで初めてオープンした合法大麻販売店となった。

マーリー・ナチュラルの専属運営会社で販売代理店でもあるOne Draw Holdings(ワン・ドロー・ホールディングス)は、ボブ・マーリー・グループの傘下組織で、2018年にマーリーの息子スティーブンが立ち上げた。スティーブン自身も、グラミー賞に8度輝いたミュージシャンだ。
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スティーブンは次のように話している。「父が、自分の博物館内にこのハーブ店がオープンしたと知ったら、きっと喜んだと思う。世界では大麻に対する考え方が大きく変化し、その良さがついに認められた。父と、ジャマイカのラスタファリアン(労働者と農民を中心にした社会宗教運動であるラスタファリの実践者)たちは、40年にわたって大麻の良さを訴えてきた。父自身と父が遺したレガシーにとって、店舗のオープンは正しいことだ」
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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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