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2023.03.01 15:00

ボブ・マーリーの大麻販売店、ジャマイカに初めてオープン

ボブ・マーリー(Photo by Gijsbert Hanekroot / Getty Images)

聖なる儀式

ラスタファリ運動において、大麻は神聖な植物だ。そのため、マリフアナを使用することは、ボブ・マーリーにとって日々の聖なる儀式だった。マーリーは生前、「ハーブを吸うと、自分自身のことがわかる」と述べていた。
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マーリー・ナチュラルの実店舗は、今後増えていく見込みだ。カナダではすでに、2022年4月に実店舗がオープンし、合法大麻の販売を開始している。店舗を共同運営するドックライト社は、新興の合法大麻市場を専門に投資する初のプライベート・エクイティ企業Privateer Holdings(プライベイティア・ホールディングス)によって創業された。

ドックライトはこう述べている。「ボブ・マーリーは、大麻にはポジティブな可能性が秘められていると信じていた。彼の精神、理想、自然への深い憧憬に触発された中心ブランドのマーリー・ナチュラルと、カンナビジオール(CBD)製品販売店のMarley CBD(マーリーCBD)を通じて、世界中の消費者にその思いを届けたい」

大麻成分のテトラヒドロカンナビノール(THC)が含まれた製品は、大麻の花、タバコ状に巻いたプリロール、喫煙具、エディブルと呼ばれる菓子類などがある。一方、CBDが含まれた製品は、菓子類のほか、ドリンクや外用剤も販売されている。ドックライトによれば、これらの製品の一部は、米国のカリフォルニアやオクラホマなどの州で入手が可能だ。
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合法大麻専門の調査会社Brightfield Group(ブライトフィールド・グループ)によれば、米国市場における年間売上高は、2023年末に推定320億ドル(約4兆4000億円)近くに達し、2028年には500億ドル(約6兆8000億円)を超えるという。

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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