マッチングアプリ認知度がほぼ100%に、急激に浸透した理由

プレスリリースより

最近は、メディアでいい意味でも悪い意味でも取り上げられる機会の多いマッチングアプリ。新たな出会いの場として2016年ごろから登場していましたが、今ではしっかり認知され、抵抗感もだいぶ薄らいでいるようです。

マッチングアプリ大学などを運営するネクストレベルの「マッチングアプリに関する認知度調査」によると、5年前の調査と比較して、認知度は約50%からほぼ100%に達し、利用経験者も13%から40%に伸びていることがわかりました。


利用者に関しては、独身の男女に絞って集計すると、48%とほぼ半数が利用していることになります。

マッチングアプリを使ってみたいかという質問に対しては、5年前は「絶対につかいたくない」という回答が20%もいたのですが、今回の調査では1.6%まで激減。「どちらかといえば使いたくない」との回答は、5年前が53%で今回が49%とそれほど変わっていないので、積極的には使いたくないものの、抵抗感は薄らいできているようです。

知っているマッチングアプリに関しては、5年前は「ゼクシィ縁結び」がトップでしたが、今回の調査では、「ペアーズ」が76%とダントツのトップに。また、「タップル」や「Tinder」も認知度がかなりアップしています。

最後にマッチングアプリを利用して実際に出会いがあったのかの問に対しては、恋人ができた人は31%で結婚した人が13%もいました。全体の60%は何らかの出会いはあったようで、出会いがあった場合は意外と告白の成功率が高いことが伺えます。

マッチングアプリは、出会いのためのツールとして、これまでになかった出会いを提供してくれるかもしれませんが、相手を騙すために利用する人も少なからずはいるので、信頼しきらずに慎重に見極めつつ活用していくのがいいかもしれません。

出典:ネクストレベルの「マッチングアプリに関する認知度調査」より

文=飯島範久

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