ビジネス

2023.02.28 15:00

【2月第4週資金調達まとめ】五常にクールジャパン機構が30億円出資

メディオテック

調達額:17億円
調達先:環境エネルギー投資 / 関西電力
備考:シリーズBラウンド

ホームエネルギーマネジメントシステム「ミルエコ mini」を提供する企業。

「ミルエコmini」は取得した各種エネルギーを、PCやタブレット、スマートフォンで確認することができるホームエネルギーマネジメントシステム&トータルデータサービスだ。

節電・節約、ご家庭内の使用エネルギーによるCO2排出量の削減にも貢献し、自宅をスマートハウスに変え、快適なスマートライフをサポートする。

また同サービスに搭載されているAI機能により、ユーザー各家庭にあった最適な電気使用方法が見つかる。

他にも法人向け環境ソリューション太陽光無料設置サービス「Wゼロでんき」なども提供している。

2023年2月にはシリーズBにおける関西電力、環境エネルギー投資を引受先とした17億円の第三者割当増資を実施。

調達金額は2021年11月にリリースしたシリーズAと合わせて約27億円にのぼる。

今回調達した資金はNon-FIT太陽光発電所や系統用蓄電所の開発に充てる方針だ。

バカン

調達額:8億円
調達先:ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社 / Hamagin DG Innovation投資事業有限責任組合 / TVQ九州放送 / りそなキャピタル6号投資事業組合 / エッグフォワード / グローバルキャスト / ユニゾンシステムズ / 四条 / 戸田建設
備考:融資による調達も含む

リアルタイム空き情報プラットフォーム「VACAN」を提供するスタートアップ。

「VACAN」はIoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、会議室、社員食堂などの空き状況をセンサーやカメラで自動検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するDXサービスを提供している。

主な機能はリアルタイム混雑情報の配信を行うことで混雑を防ぐ混雑抑止(密回避)機能、店頭での受付や待ち順の管理、座席の予約などを行える受付・待ち順管理機能、混雑情報を表示するサイネージの一部に広告を配信することができる広告配信機能の3つである。

また、トイレの長時間滞在を抑制する「VACAN AirKnock」を活用し、利用者の体験をより良くしながらSDGsへの貢献を行うメディア事業を展開している。

2023年2月には、りそなキャピタル6号投資事業組合、四条、エッグフォワード、ユニゾンシステムズ、グローバルキャスト、ENEOSイノベーションパートナーズ、TVQ九州放送、Hamagin DG Innovation Fund、戸田建設、その他複数社を引受先とした第三者割当増資ならびに融資により約8億円の資金調達を実施。

今回の資金調達を通して、観光地や宿泊施設、商業施設、交通などの領域へのサービス展開を強化していく方針だ。
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文=STARTUP DB

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