スポーツブランドのプーマは2023年2月15日、現在進行中のWeb3プロジェクト「ニトロ・コレクション」を補完するものとして「Super PUMA PFP NFT」のリリースを発表した。
PFP(Profile Photo)とは、ソーシャルメディア上のプロフィール画像として使用できるもので、CryptoPunks(クリプトパンクス)やBored Ape Yacht Club(BAYC、ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)などが有名だ。
プーマのPFPは、1970年代にプーマが発表したコミックブックに登場する有名なマスコット「Super PUMA」をWeb3で表現したものだ。
Super PUMA PFP NFTは、2月下旬から1万個が販売される予定だ。提携する「10KTF」は、2022年にGucci(グッチ)ともタッグを組んだNFTプロジェクトだ。4000個は現在Nitro Collection NFTを持っている人に無料で提供され、4000個は一般販売。残りの2000個は、10KTFとのパートナーシップのために確保されるという。
プーマの最高ブランド責任者を務めるアダム・ペトリックは電子メールでの取材に応じ、重要なのはコミュニティの構築だと述べた。この新しいPFPプロジェクトは、同ブランドの既存Web3コミュニティからのフィードバックによって生まれたという。
「Super PUMA PFPはコミュニティを巻き込み、この空間で人気があるストーリー性のある方法でオーディエンスを増やすことができる。ストーリーの一部は、歴史を遡りSuper PUMAをフォローしている。これは、当社の最も偉大な歴史的スポーツのモーメント(象徴的瞬間)の1つだ」とペトリックはいう。