ペトリックによると、スポーツとファッションそしてWeb3カルチャーには強いつながりがあり、Web3はプーマにとって特に適したメディアだという。
「Web3は、消費者とブランドがともにリスクを負い、思いもよらなかったデジタルデザインを試し、デジタルとフィジカルを結びつけるテクノロジーに頼ることができる空間だ」
今回の取り組みは、2022年9月に開催されたニューヨーク・ファッションウィークでのプーマの活動に続くものだ。その際には、ライブパフォーマンスをともなう没入型ファッションショーの開催や、メタバース空間「Black Station」の公開が行われた。このインタラクティブなメタバース空間は、実際のスニーカーと交換できるNFTを備えていた。
ペトリックは「Black Stationの発表に見られるように、当社にとって最も革新的なデザインや製品を試す上で、Web3は最適な空間だ」と述べ、Web3は同ブランドの今後の戦略の主要な部分を占めることになると付け加えた。
「物理的なスニーカーであれ、デジタルNFTであれ、収集品とは文化的な表現だ。当社は、そうしたカルチャーの進化に積極的に参加できることに胸を躍らせている」
PUMA PFPは2月末に提供される。Super PUMAのキャラクターは今後、現実世界の製品にも物理的なかたちで登場する予定だ。
(forbes.com 原文)