TOKYO No.1 SOUL SETのサイコロトーク!「Jr.」たちに贈る’90sの音楽体験記

左から、BIKKEさん(1968年生まれ・埼玉県出身)、川辺ヒロシさん(1967年生まれ・鹿児島県出身)、渡辺俊美さん(1966年生まれ・福島県出身)

GOLD前の屋台から恵比寿の屋台へ。行けば誰かがいた


ーー当時、どんなクラブに遊びに行っていたんですか?

渡辺俊美 下北沢にあったZOOとか、青山のMIX。あとはGOLD(芝浦GOLD)にも行っていたね。それこそ知り合いが集まっていたから、行けば誰かがいるような感じで。しかもヒロシくんにとっては遊び場っていうか職場なわけだもんね?

川辺ヒロシ うん。だから遊びに行くっていうよりは仕事で行くことが多かったかな。GOLDと言えば、入り口付近に(俊美さんの地元の)後輩がおでん屋台をやってたから、GOLDの中に入らないで、外でおでんを食べて飲んでたってパターンがほとんどでしたよね(笑)。

BIKKE トイレに行きたいときだけ爆音のGOLDに入っていって、すぐに出てきて屋台にいるっていう。そんなんで、よくあそこにいたよね。

渡辺俊美 ね(笑)。で、ずっといるもんだから色んな人を紹介されて。

BIKKE GOLDで別れたあと、恵比寿駅にあったおゆき(屋台『由紀子』)に行く。

渡辺俊美 そこにまたみんながいる(笑)。

川辺ヒロシ 屋台から屋台へ行くっていうね(笑)。当時は渋谷にも屋台があったよね。本当に屋台ばっかり行っていたけど、今思うと、あれって楽しかったのかな? 冬は寒かっただろうに。

ーーこのあたりの仲間とクラブの話は、きっと「事件」の話題に繋がっていきそうな気がしますね。

川辺ヒロシ 何か話せる事件があったらいいんですけどね。

BIKKE ないんじゃない?

一同 (笑)。

ーーちなみに、バンドや個人の活動でインフォメーションがあったら教えていただきたいのですがいかがでしょう?

渡辺俊美 2023年のライブ第一弾が2月10日に新代田FEVERであります。ホフディランとの2マンでタイトルは『ロマンティック伝説23』でございます。是非、皆さん遊びに来てください。

あと、僕がプロデュースしているハットブランド「HEADS」が2月4日~2月14日までの間、浦和パルコでポップアップストアを開催します。こちらも足を運んでいただけたら嬉しいです。




‘90年代はクラブカルチャー黎明期! そんな時代にどうやって音楽で遊んでいたかを教えてもらったら、意外と屋台のハシゴだった……(笑)。音楽とお酒はやっぱり切っても切れないものなのだ。

さて、次回はなんの目が出るかな? お楽しみに!

(この記事はOCEANSより転載しています)

写真=佐藤ゆたか 取材・文=田島 諒

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