マーケティング

2023.02.28 08:45

河童橋からパリへ 売るだけじゃなく「説明したい」 

熊澤大介(左)と中道大輔(右)

熊澤:僕らは1から10まで全部自分たちでやりました。大変でしたが、自由度は高かったです。誰からも干渉されずに自分たちのやりたいことを貫けたので、結果的に良かったなと思っています。
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中道:
他の都市とか他の国とか、次のステップのイメージはありますか。

熊澤:どこの国に出そうとか、そういうのは全然ありません。パリ店をやっていると、自然と僕らの思いに共感してくれる人たちが集まってくれると思うんです。その輪が自然と広がってくれたらいいなと。

実際にパリに出してから、ポップアップをやりませんかとお声掛けいただくこともあります。実はコロナになる直前、ロンドンでもポップアプをしたんですよ。すごく喜んでもらえました。そんな風に輪が広がってくれたらいいなって思っています。
写真:釜浅商店

写真:釜浅商店


中道:
コロナはだいぶ落ち着いてきましたが、合羽橋のお店の方はいかがですか。
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熊澤:10月ぐらいから外国の方も戻ってきました。コロナ前に来店された外国のお客さんが、「来られるようになるのをずっと待っていたよ」と言ってくださることも多くて嬉しいです。

2023年に釜浅商店は115周年を迎えるので、僕たちの思いを知ってもらえるようなイベントか何かやれたらと考えています。パリ店も5周年なので、パリでもより広く知ってもらえるようなことをやりたいと思っています。

中道:忙しい年になりそうですね。ずっと応援していますし、期待しています。

文=久野照美 編集=鈴木奈央

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