キャリア

2023.02.20 10:00

ネットワーキング面談を採用面接につなげる8つのコツ

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4. 求職活動の計画書を見せる

自分の目標や、他の人にはない強み、目標とする仕事(職務の説明や企業のタイプ)、目をつけている企業リストを1ページにまとめた文書を作成しよう。この企業リストには、相手が知る企業があるかもしれない。
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「製薬企業で働きたい」と言っても、相手は具体的な会社が頭に浮かばないかもしれない。企業名のリストを見れば、あなたに紹介できる人を思い出す可能性がある。

5. 支援しやすい状況を作る

相手は、「履歴書を知り合いに送りましょう」と提案してくれるかもしれない。ただ、これが良い結果につながることはほぼない。

履歴書を送ることを面倒がったり、忘れてしまったり、あなたのことを最適な表現で紹介してくれなかったりする恐れがある。また、その知り合いはそもそも人材を募集していないかもしれない。

あなた側の努力でほぼ完結するような方法で協力を依頼すれば、成功率は上がる。例えば次のように聞いてみよう。
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「リンクトインでXさんとつながっていらっしゃることに気づきました。直接連絡しようと考えていたのですが、〇〇さんの紹介ですと言っても大丈夫でしょうか?」

「メールで私について1、2文で簡潔に紹介していただき、そこにCCしてもらうことは可能でしょうか? その後は私が進められます」

「転送するだけで済むメールを送らせていただくので、それをXさんに送っていただき、私をCCしてもらう形で紹介いただくことは可能でしょうか?」

こうした方法なら、自分の売り込み方を相手任せにせずに済む。

2つ目と3つ目の依頼方法は、相手に具体的で時間の縛りがある行動を取ってもらうことになるため、しばらく音沙汰がない場合にはさりげなくリマインドできる。(2週間ほどは時間を取ること)

6. 相手の支援を申し出る

知り合いを相手に紹介するなど、自分の方でも相手の手助けができないか考えよう。相手はそんな申し出をありがたく思ってくれるはずだ。

7. フォローアップのメールを書く

相手に推薦やアドバイスをもらったら、感謝のメールを書こう。相手の会社で働ける可能性がある場合は、相手側の意思決定に影響を与え、自分が望むような結果につながる「インパクトメール」を書くこと。

8. 連絡を取り続ける

面談の後は、リンクトインのつながり申請を送ること。さらにその3~6週間後には近況報告のメールを送り、相手の会社に空きポジションなどが出た時に自分のことを思い出してもらえるようにしよう。

forbes.com 原文

翻訳・編集=出田静

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