アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催されている世界政府サミットにビデオ通話で参加したマスクは、まずツイッターを「安定」させ、経営を立て直してから後任に運営を任せたいと語った。
新CEOの就任時期としては「今年末」あたりが「いいタイミング」だと言明。ツイッターの現状を「逆走するスタートアップのようなもの」と表現し、同社を安定させるためにすべきことは多いとした。
マスクは昨年12月、ツイッターが実施した一連の規定変更への反発が高まる中、自身がCEOを辞任すべきかどうかをユーザーに尋ねる投票を行い、その結果に従うと宣言。投票の結果、57.5%が辞任に賛成した。
だが投票終了後、マスクとその支持者たちは、投票がボットによって操作されたと示唆。その翌日、マスクは「この仕事を引き受ける愚かな人物」を見つけ次第CEOを辞任し、その後は「ソフトウエアとサーバーのチームを率いる」意向を表明した。
(fobes.com 原文)