投稿をもとにした全国のおいしいメニューが探せるグルメコミュニティーサービス「SARAH」(さら)は、累計100万件以上の投稿から「カニ」に関するトレンドを、外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」で調査しました。それによると、毎年11月から2月のカニの旬の時期には、「カニ」のキーワードでの投稿がぐんと増える傾向が見られます。
また、2018年2月から2023年1月のカニ料理の「味」についてのキーワードを見ると、1位が「旨味」、2位が「濃厚」、3位が「甘い」となっていて、カニの人気は旨味にあることがわかります。
面白いのは、「カニ」のキーワードで投稿した人の年代ですが、男性でもっとも多いのは50代以上で41.8パーセントなのに対して、女性は20代以下が41.2パーセントともっとも多いことです。カニは高価なので、財力のある年配者が多く楽しんでいるであろうことは理解できますが、20代以下の若い女性がカニをバリバリ食べているのは意外な気がします。美味しいものには金を惜しまない強靱なグルメ志向の持ち主といったところでしょうか。
さて、問題のカニ炒飯です。これは、カニ料理の前年比ランキングによるものです。とくに注目なのは男性で、上位3位は、炒飯、寿司、ラーメンと、すべて前年を上回る人気を示しています。とくにカニ炒飯は209パーセントと2倍以上の伸びです。なぜカニ炒飯? と感じられる方も多いかと思います。言われてみれば、このごろカニ炒飯の専門店を見かけるようになりました。カニ炒飯がじわじわ来てるようです。
SARAHでカニ炒飯を検索してみると、人気口コミランキング1位は東京の飯田橋駅近くにある餃子屋さん「おけ以」のカニチャーハンだそうです。2位には東京を中心に展開されているカニ炒飯専門店「かにチャーハンの店」のメニューが入っています。
SARAHの投稿で評価値4.0以上の高評価だったものは、東京都板橋区「芝蘭」の「上海蟹のあんかけチャーハン」、神奈川県横浜市「龍鳳酒家」の「渡り蟹の餡掛け炒飯」、東京都世田谷区「白碗竹快樓 玉川高島屋店 」の「渡り蟹のチャーハン」などとなっています。
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