PCゲームプラットフォームSteamの同時接続プレイヤー数を追跡するデータベースのSteamDBで、2月11日現在の『ホグワーツ・レガシー』のプレイヤー数は直近24時間のピーク時に78万3277人を記録し、2位に入っている。
このゲームのプレイヤー数は、直近のピーク時に約132万人を記録して1位に入った「Counter-Strike: Global Offensive」に次ぐ規模となっている。
『ホグワーツ・レガシー』のSteam上の同時接続プレイヤー数は歴代8位を記録しており、シングルプレイヤーゲームとしては『Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)』の約129万5000人や「Elden Ring」の約95万3000人に次ぐ歴代3位となっている。
開発元によると、9日には128万人がTwitchで『ホグワーツ・レガシー』のコンテンツを視聴しており、Twitch上で最も視聴されたシングルプレイヤーゲームとなった。
このゲームは、Playstation 5(プレイステーション5)やXboxシリーズ向けにもリリースされており、10日の発売日の前に両機種のセールスチャートの上位にランクインしていたが、現時点でのプレイヤー数は不明だ。専門家はCNNの取材に、このゲームの売上が発売開始後の週末に少なくとも1000万本に達すると予想していた。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのゲーム『ホグワーツ・レガシー』は、ゲームのベースとなった『ハリー・ポッター』の生みの親である作家のローリングとの関係で一部から反発を招いている。
ローリングは、以前から反トランスジェンダー的な発言を繰り返しており、人気ゲームレビューサイトのKotakuやPolygon、Eurogamerなどは、抗議のためにこのゲームの初期レビューを掲載していない。
『ホグワーツ・レガシー』には、ハリー・ポッターのゲームとしては初のトランスジェンダーの女性キャラクターが登場するが、シロナ・ライアンという彼女の名前が男性のようだという批判を浴びている。しかし、シロナという名前のルーツは、ケルト神話の癒しと再生の女神にあると指摘する声もあがっている。
(forbes.com 原文)