6月24日、フォーブス・アジア版は「アジアの売上10億ドル以下の優良企業200社リスト」(Asia's 200 Best Under A Billion)を公開した。
選考対象となったのはアジア太平洋地域で年間500 万ドルから10億ドルの売上を計上している上場企業。17,000社の候補から、過去3年間にわたり堅実な収益性、成長性を維持した企業200社を厳選している。
選ばれた企業中、最大勢力と言えるのが中国および香港の企業84社。中でも3年連続でリスト入りを果たした中国の家庭調理機器メーカー、Hangzhou Robam Appliances(売上5億8300万ドル)に注目が集まった。
台湾からは35社が選ばれた。このところ売上を急拡大しているコスメチェーンのPOYA(宝雅)社が初のリスト入りを果たした。また、これまで5回リスト入りしたカメラレンスメーカー、LARGAN Precision(大立光)は主にアップルとの取引で売上高が15億ドルを記録し、このリストからは“卒業”した。
韓国からは精密3D検査装置メーカーのコヨンテクノロジーをはじめ 17社が選ばれている。
日本企業は昨年の15社から8社に減少。新たにリストに加わった企業は、両社とも人材サーチサービスを提供するキャリアデザインセンターとディップ(DIP)の2社。下記に日本企業8社のリストを掲載する。(売上高はフォーブスアジアが発表した数値)
キャリアデザインセンター
業種:人材関連
売上:6100万ドル
コロプラ
業種:インターネットサービス
売上:5億2400万ドル
ディップ
業種:人材関連
売上:1億8000万ドル
エニグモ
業種:インターネットサービス
売上:2100万ドル
ファンコミュニケーションズ
業種:インターネットサービス
売上:3億200万ドル
フィックスターズ
業種:コンピュータ関連
売上:2900万ドル
M&Aキャピタルパートナーズ
業種:M&Aアドバイザリー
売上:1600万ドル
夢真ホールディングス
業種:建設業
売上:1億6100万ドル
リンク:http://www.forbes.com/asia200/list/#tab:overall