最もお金を使うのはミレニアル世代になりそうだが、もう少し慎重な恋人たちのために、英国のスーパーマーケットチェーンは、価格1ポンド(約160円)のエンゲージリング(婚約指輪)を提供している。
全米小売協会(NRF)と、調査会社プロスパー・インサイツ&アナリティクスの発表した購買意欲に関する年次調査では、2023年のバレンタインデーに消費者は259億ドル(約3兆4200億円)を費やすと予想されている。この数字は、2022年の239億ドル(約3兆1600億円)から増加しており、史上最高水準の支出額だ。
調査対象となった消費者の過半数(52%)はバレンタインデーを祝う予定だと回答し、予想支出額は1人あたり平均192.80ドル(約2万5500円)だった。
この金額は、2022年の175.41ドル(約2万3200円)から増加している。NRFとプロスパーがバレンタインデーの支出追跡を始めた2004年以来、2番目に高い数字だ。
大切な人や家族への支出は前年と同程度だが、消費者の多くは、人生におけるそれ以外の重要な関係の人にも感謝を示したいと考えている。1人あたり17ドル(約2250円)の増加幅のうち、14ドル(約1850円)はペット、友人、同僚、クラスメート、先生への贈りものに充てられる予定だ。
35~44歳の人は、他の年齢層よりも支出予定額が多く、1人あたり平均335.71ドル(約4万4400円)をギフトやその他のバレンタインデー用アイテムに費やすつもりでいる。これは、消費者全体の平均額を143ドル(約1万8900円)近く上回っている。
人気のギフトは、キャンディ(57%)、グリーティングカード(40%)、花(37%)、夜の外出(32%)、ジュエリー(21%)、ギフトカード(20%)、アパレル(19%)などだ。