すると、メーカー別の分析同様に決定的な結果が得られた。白（平均IQ95.71）またはグレー（94.97）の車を所有している人は、カラフルなクルマを選ぶ人よりもIQが高い傾向がみられた。特に、緑色の車の所有者は不利なスコアとなっており、平均IQは88.43だった。
ナンバープレートのカスタマイズも、IQに関する決定要因の1つだと説明されている。多くの人にとっては好き嫌いで選択することだが、この調査では、カスタマイズにお金をかける人（IQ91.95）よりも、かけない人のほうが一般的にIQが高い（IQ94.15）ことがわかった。
スクラップ・カー・コンパリソンのマネジングディレクターであるダン・ギックは、こう述べている。「私たちにとって、運転中の賢さとは、一点に要約される。自分自身や他のドライバーの安全を守り、誰かを危険にさらすような判断をしないことだ。肝心なのは、どんな車を所有していようが、賢く良識あるドライバーであることだ」
調査方法
スクラップ・カー・コンパリソンは、市場調査会社Censuswide（センサスワイド）と提携して英国のドライバー2024人を調査し、現在乗っているクルマのブランドと色、ナンバープレートをカスタマイズしているかどうかを分析した。合計27の自動車ブランドが調査対象となったが、十分なデータが得られなかった5ブランドは除外された。その後、調査に参加したドライバーは20問のIQテストを受け、それぞれ同等のIQスコアを与えられた。次に、クルマのブランド、クルマの色、ナンバープレートの種類ごとに平均IQスコアを算出し、どのドライバーが最も賢いかを導き出した。
（forbes.com 原文）
