【2月第1週資金調達まとめ】「科学的介護」進めるRehabが11億3000万円を調達

BionicM

調達額:3億7000万円
調達先:NVenture Capital / 新生企業投資 / 東京大学協創プラットフォーム開発 / きらぼしキャピタル / ちばぎんキャピタル / 井戸義経 / AIS CAPITAL / 厳浩

動力によって膝折れを防止できるロボット義足「パワード膝継手」や動力によるつま先の蹴り出しをサポートするロボット義足「パワード足部」を提供しているスタートアップ。

「パワード膝継手」、「パワード足部」はこれまで動力をもたない義足が主流であったが、ロボット工学を応用し、様々なセンサーによって姿勢や動作を認識、生体工学に基づいた制御を行いユーザーの動きを動力でアシストするロボット義足である。

2020年8月には東京大学エッジキャピタルパートナーズに加え、東京大学協創プラットフォーム開発、国立研究開発法人科学技術振興機構の3社を引受先とする第三者割当増資により、合計5億5000万円の資金調達を実施。

この調達を通し、パワード義足の実用化に向けた研究開発・臨床評価試験及び生産・販売や、日本・中国両国における事業活動の加速を行なっていく。

開発・臨床評価試験においては、2021年の実用化に向けトライアルユーザーを募集し、製品としてのブラッシュアップを進めていく予定だ。

ミラーフィット

調達額:3億500万円
調達先:One Capitalファンド / レアゾン・ホールディングス / 千葉道場ファンド / ケネディクス
備考:シードラウンドをクローズ

オンラインフィットネスサービス「MIRROR FIT.」を展開するスタートアップ。

「MIRROR FIT.」は専用のミラーデバイスと専用アプリによって、自宅に居ながらにして簡単にプロが監修した本格的なトレーニングプログラムを体験でき、同じ志を持つ仲間とオンラインで繋がりながらフィットネスを楽しむことができるサービスだ。

専用設計されたミラーデバイスと専用アプリを接続することで、様々なフィットネスコンテンツを映し出すことができ、専用アプリでインストラクターとのスケジュール調整、ワークアウトプログラムの管理なども可能。

また、好きなカテゴリーや日時を選択するだけで、ユーザーのライフスタイルに合わせたワークアウトプログラムの提案もしてくれる。

2023年2月には、One Capitalファンド、レアゾン・ホールディングス、千葉道場ファンド、ケネディクスを引受先に、追加で3億500万円の資金調達を実施。

今回の資金調達により創業からの累計調達額は6億2500万円となり、シードラウンドをクローズした。

調達した資金は、営業体制・サポート体制・開発体制の強化に充てる方針だ。

文=STARTUP DB

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