テクノロジー

2023.02.04 08:15

YouTubeが健康関連の誤情報対策で重視する5項目

Getty Images

YouTube Healthはまた、NHSイングランドや英国の医大・医学部の調整機関であるアカデミー・オブ・メディカル・ロイヤルカレッジ(AoMRC)との協力に基づき、内容と質に関する基準を明確にしている。
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3. 健康関連の情報に人々はどうアクセスしている? 理解することが必要

YouTube Healthは当然ながら、健康関連の情報を提供するウェブサイトのなかで、最も信頼し得るものになるための努力をしている。そのため視聴者にはどのような層の人が最も多いのか、その人たちの行動に有意な変化を起こすためにはどのようなコンテンツが必要であるか、といったことを非常に明確に把握している。

インターネット上に出回る誤った健康関連の情報に効果的に対処するためには、異なる層の人たちがそれぞれ「どのようなコンテンツに、どのようにアクセスしているのか」を理解することが重要だ。そのため、TikTokやインスタグラム、その他のニュースメディアにも、幅広く協力を求めていく必要がある。
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4. 専門の分野を超えた協力が不可欠

NHSなどの組織には、大量の健康関連の情報や知見がある。だが、より多くの人たちに積極的にそれらに触れてもらうための、(YouTubeなどが持つ)知識やリソース、経験が不足している。

NHSとその傘下組織はYouTube Healthとのパートナーシップを活用することにより、自らが持つ最も質の高いコンテンツのリーチを飛躍的に拡大することができる。

5. 視聴者とのエンゲージメントが重要

最もインパクトのあるコンテンツは、人々が実際に「見たいと思う」ものだ。単調で古くさい、あるいは講義のような動画は、オンラインではあまりうまく機能しない。最も視聴されるコンテンツは、テンポが良く、うまく編集されており、実在する人たちの実際の体験に基づいて構成されたものであることがわかっている。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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