パガーニ(イタリア)
パガーニも「超高級スーパーカー」ブランドといえます。少数生産のため、パガーニ自体を日本で見かけること自体がほとんどありません。現在は「パガーニ ウアイラ」を生産・販売している。
少数生産を活かし、顧客の細かなオーダーを反映させたワンオフモデル(世界に1台のモデル)なども作っていることからも、究極のプレミアムカー=超高級車のイメージがあるのかもしれない。
台数限定の希少な超高級車3選
【14億円】ロールス・ロイス スウェプテイル
とある熱心なロールス・ロイスファンのオーダーを受けて制作された、世界で1台の特別モデル。構想より完成までにかかった期間は実に4年だそう。
帆船をイメージさせるエクステリアや、ミニマムをテーマとしたインテリアなど、オーナーのこだわりが贅沢に反映されている。
【14.5億円】ブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワール
ジュネーブモーターショー2019にて発表された、ブガッティの110周年を記念して制作された世界で一台の車。
ブガッティシロンの車体をベースに、手作業で作られたカーボン製ボディをまとっている。最高出力は1500HP、最大トルクは163kgmのモンスターマシンだ。
【17.5億円】パガーニ ゾンダ HP バルケッタ
イタリアの「パガーニ」のスーパーカーである「ゾンダ」。
「ZOZOTOWN」などで有名な実業家・前澤友作氏が所有する愛車の1台でも話題となった。
ゾンダのスペシャルモデルである「HPバルケッタ」は、日本円で約17億5000万円とされており、世界記録の本体価格を実現しているモデル。
AMG製の7300㏄NA(自然吸気)エンジンは760馬力のパワーを誇る。外観デザインはルーフを省いており、フォーミュラカーに近い印象を受ける。
世界で3台のみしか存在しない屈指の超高級車は、「幸せの青い鳥」と例えて良いほどの希少価値があるスーパーカーだ。
【76億円】1963年式 フェラーリ 250GTO
「フェラーリ 250GTO」は、1962年に登場したレーシングカー。トゥール・ド・フランスやタルガ・フローリオ、ル・マンなどの、数々のレースで優勝を飾った歴史的なモデルだ。
2018年6月、250GTOが5200万ポンド(約76億円)で個人売買された。この金額は自動車の取引額として過去最高額。当時優勝に輝いた貴重な車だからこその金額といえるだろう。
億超えの超高級車には歴史ある名車も多い!
各メーカーの限定生産モデルやワンオフモデルはもちろん、歴史ある名車も取引額が億を超えてくることがしばしばあるようだ。
こうした旧車の価値は今後も高まると思われるため、フェラーリ 250GTOの記録を塗り替える車も登場するかもしれない。
(本記事はMOBYからの転載である。)