2023.03.30

世界一高い車ランキング2022年決定版 歴代最高額は76億円

Getty Images

2位:フェラーリ SF90スパイダー


フェラーリ SF90スパイダー(2021年)

車両本体価格 5856万円

フェラーリの創設90周年を記念して作られたスーパーカー「SF90ストラダーレ」をベースに、スパイダーモデルへ変化させたのが「SF90スパイダー」だ。

世界最高峰のモータースポーツであるF1で、古豪チームとして築き上げてきた技術を活用し開発されている。

単体で780馬力の4000ccのV型8気筒ツインターボエンジンと、3つの動力用モーターを組み合わせたパワーユニットとなっているのが特徴。合計で1000馬力オーバーのパワーを実現し、0km/hから100km/hまで加速にかかる時間は約2.5秒とF1マシン顔負けの走りが強みとなっています。

フェラーリ独自のリトラクタブル・ハードトップも最新タイプを使用しており、コンパクトな作りで短時間での開閉が可能。イタリアが誇る”PHEVスーパーカー”に君臨しているのです。

発売:2021年

最下位グレード:SF90スパイダー(車両本体価格 5856万円)

1位:ロールス・ロイス ファントム


ロールス・ロイス ファントム(2017年)


車両本体価格 6780万円

ロールス・ロイスのフラッグシップを担う4ドアセダンが「ファントム」だ。

初代モデルが登場したのは1925年。実に100年近くもの間、イギリスの高級車メーカーでフラッグシップを張っている車となる。

全長が5.7m、全幅が2mオーバーと大柄なボディが特徴。柵を思わせるかのような強烈な印象を持たせるフロントマスクと外観デザインにも工夫を加えた結果、停車したと同時に権力者が後部座席から現れるのを想像させる公用車の雰囲気がある車に仕上がっている。

250km/hの最高速度を叩き出せる6750ccV型12気筒エンジンと、8速AT(オートマチックトランスミッション)により、速さも発揮できるパッケージを施した超高級車だ。

上級グレードの「ファントム エクステンデッド」は、6780万円と群を抜く本体価格となる。

発売:2018年

最下位グレード:Phantom(車両本体価格 5680万円)

最新「ファントム」中古車情報


本日の在庫数:8台

平均価格:4770万円

本体価格:1250~7480万円

世界が認める超高級車ブランド3選

ロールス・ロイス(イギリス)


ロールス・ロイスは王族や貴族のクルマというイメージが強い、ロイヤルなブランド。高額な車を常に一定数生産・販売しているという点では、最も手に入れやすい超高級車かもしれない。

フェラーリやランボルギーニといったスポーツ志向の車よりも、ロールス・ロイスのような運転手付きショーファーカーのほうがラグジュアリーのイメージが強い。

高額なスポーツカーは「スーパーカー」として区別されているのかもしれない。ちなみにフェラーリやランボルギーニなどの「超高級車」といえば、台数限定の億超えカーになりがちだ。

また、ベントレーもロールス・ロイスと共にイギリスの高級車ブランドとして君臨していますが、どちらかといえばオーナーが自分で運転する車であるといえる。

ブガッティ(フランス)



ブガッティ シロンは約3億円
©VanderWolf Imagesstock.adobe.com


ブガッティはどちらかといえば「超高級スーパーカー」にあたります。生産・販売台数はロールス・ロイスよりも極端に少ないものの、限定モデル以外は常にラインナップしている。

ブガッティに超高級車というイメージがあるのは、ブランドイメージ維持のために新規オーナーの信用度を厳しく審査している影響も大きい。

購入できるお金があることはもちろん、ブガッティを維持できるお金や環境にあるか、社会的信用度や責任はあるかなど、様々な調査がなされるそうだ。
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