今回のコラボの中核となるのは、「1837s」と呼ばれるナイキのエアフォース1のオールブラックのスニーカーで、“ティファニーブルー”で仕上げられたナイキのロゴと純銀製の飾りが特徴となっている。このスニーカーの価格は一般的なエアフォース1よりも約100ドル高い400ドルで、転売市場ではもっと高く売れる可能性がある。
ティファニーはSNS上で、ナイキとコラボした純銀製のシューホーンやシューブラシ、靴ひも、スターリングシルバー製のホイッスルなどのアクセサリーを告知しており、これらの価格は250ドルから475ドルになる予定という。このラインは3月7日に発売される。
When they said “just do it,” we listened. Discover more: https://t.co/8FKzDD0r8Z #NikexTiffany#TiffanyAndCopic.twitter.com/wTAzAFOJqe
— Tiffany & Co. (@TiffanyAndCo) January 31, 2023
ティファニーとナイキは以前にもコラボを行っており、2014年には、ティファニーのシグネチャーカラーであるアクアをデザインに用いたスニーカーの「Diamond Supply × Nike SB Dunk High Tiffany」を発売した。
2021年にLVMHの傘下となったティファニーは、「not your mother's Tiffany」というフレーズを使ったキャンペーンを開始し、「About Love」キャンペーンではビヨンセとジェイ・Zをブランドの顔に起用した。その最初の広告のひとつでビヨンセは、総重量が約128カラットの有名なティファニー・ダイヤモンドを身につけたことで注目を浴びた。
ティファニーは昨年8月にNFTに参入し、ウェアラブルトークンを作るプロジェクトを始動した。
フォーブスは、LVMHの会長でCEOのベルナール・アルノーとその家族の保有資産を2140億ドル(約27.9兆円)と試算している。彼は31日現在で、世界で最も裕福な人物とされている。
(forbes.com 原文)