これは普通できることではありません。実際、出資の情報が公開された時のブーイングは凄かったそうです。
でもその提携後、Appleの株価は大きく上がり、今では300兆円規模の企業です。これはスティーブ・ジョブズさんが真っ先に「プライドを捨てる」ことができたからです。
社長になるとプライドが高くなってしまって「そこまでしたくないわ、俺」という人、結構多いです。危機に直面したときでも「あいつだけには頼みたくない」とか。
でも、スティーブ・ジョブズさんがビル・ゲイツさんに出資をお願いしに行った事と比べたら、たぶん皆さんの持っているプライドって小さいですよね(笑)。
経営者は会社にとって重要だと思ったら、自分のプライドなんかすぐに捨てて、なんでもやる。それが長年経営を続ける上で大切な心構えのように思います。