2016年までにミーガンは、YouTubeでヒップホップの動画を作成しながら、アメリカ最大の歴史的黒人大学のひとつであるプレイリー・ビューA&Mで看護学を学んでいた。そんななか2018年、ヒップホップ・マネージャーのトラヴィス・ファリスの耳に留まった。彼はヒューストンのストリッパーたちが彼女のサウンドを保証してくれたことから、初めてミーガンを知ったそうだ。
「私は女性が好きな音楽に注意を払うようにしています」とファリスは言う。「彼女たちが誰かを指し示したら、耳を傾けなければいけません」
2018年、ミーガンはヒューストンの独立系レーベル、1501 Certified Entertainment(1501サーティファイドエンターテイメント)と契約し、5万ドル(約650万円)の前金を手にした。彼女の最初のプロジェクト「Tina Snow」は2018年にドロップされ、タイ・ダラー・サイン、ニッキー・ミナージュ、そして2020年には彼女のヒーロー、ビヨンセがミーガンのTikTokヒット曲「Savage」のリミックスを担当するなど、ラッパーとのコラボレーションのきっかけを作った。
しかし、こうしたキャリアの勝利は、壊滅的な個人的損失の中でもたらされたものだった。2019年、彼女の母親であり、ミューズであり、メンターであり、マネージャーであったホリーが、脳腫瘍との長い闘病の末に亡くなった。同月、彼女の祖母も他界した。さらに、2020年7月、ラッパーのトリー・レーンズが、ハリウッドヒルズのパーティーで喧嘩をした後、ミーガンに向けて発砲したとされる事件も起きた。ミーガンは弾丸の破片で足を負傷したと主張している。
ただこの件に関して、証言はさまざまだ。当時、ニュースサイトのTMZは、彼女が割れたガラスを踏んでしまったと報じていた。レーンズは、無罪を主張している。この事件は、今年の冬に裁判が行われる予定だ。
RAMONA ROSALES FOR FORBES