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映画

2023.01.26

マドンナが監督を務める伝記映画が中止に、「ツアーに専念」で

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ジュリア・ガーナー(Jeff Kravitz / Photo by Getty Images)

マドンナが自身で監督を務める予定だった伝記映画の製作が中止になった模様だ。この映画の主演女優には「オザークへようこそ」で知られるジュリア・ガーナーが選ばれていたが、マドンナが7月から40周年を記念するワールドツアーを開始するため、キャンセルされたと複数のメディアが1月24日に報じた。

このニュースを最初に報じたヴァラエティは、このプロジェクトがもはや進行していないと伝え、事情に詳しい関係者がThe Wrapの取材にこれが事実であることを認めた。中止となった理由や、今後の復活の可能性については明らかになっていない。

現在63歳のマドンナは先週、自身のキャリアで12回目となる40都市でのワールドツアーの開始を発表していた。ヴァラエティによると、彼女は伝記映画の2つのバージョンの脚本に取り組んでいたという。

2020年に製作が報じられたこの映画は、マドンナが監督を務め、脚本は「JUNO/ジュノ」でアカデミー賞脚本賞を受賞したディアブロ・コーディが共同で執筆する予定だった。しかし、コーディは昨年このプロジェクトから離脱し、エリン・クレシダ・ウィルソンが後任に選ばれていた。

また、マドンナ役には、ジュリア・ガーナーやフローレンス・ピュー、アレクサ・デミー、オデッサ・ヤング、ベベ・レクサ、スカイ・フェレイラ、エマ・レアードなど、複数のスターの名が候補に挙がっていた。

ハリウッド・レポーターによると、関係者は、数ヶ月に及んだオーディションの過程を「過酷なブートキャンプ」と表現したという。志望者は歌とダンスのレッスンへの参加を求められ、マドンナを交えた11時間に及ぶ振り付けの特訓や、朗読や歌のセッションが行われたという。

マドンナは、「これまで大勢の人が私についての映画を撮ろうとしたが、彼らは男性ばかりだった」と、この映画を企画した理由を話していた。

ミュージシャンの伝記映画は、映画会社にとっても、ミュージシャン側にとっても大きな収益源になる。2018年公開のフレディ・マーキュリーの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」は9億ドル(約1170億円)以上を稼ぎ出し、クイーンの音楽への関心を再び呼び起こした。エルヴィス・プレスリーの遺産管理団体は、バズ・ラーマン監督の2022年の伝記映画「エルヴィス」の製作を許諾することで、500万ドルを得たが、この映画はエルヴィスのグッズの売上も押し上げたとフォーブスは昨年報じていた。先日は、配給会社のライオンズゲートがマイケル・ジャクソンの伝記映画の製作を発表した。

フォーブスは、昨年6月の時点でマドンナの保有資産を5億7500万ドルと試算していた。彼女は、生涯でツアーから12億ドルを稼いだと推定されている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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