「最初から、ジョエルは常に好奇心旺盛で、いろいろと質問をして、学びたがり、どうすれば成長できるのかスポンジのようになろうとしました」とルービンは言う。そして、彼はこう付け加えた。「多くのNBA選手とは異なり、ジョーは非常に財政的な規律を守っている。彼は、おそらくどの選手よりも、より多くの貯蓄と投資、そしてより少ない支出をするかもしれません」。
エンビードは2021年8月にも、76ersと4年1億9600万ドル(約250億円)の「スーパーマックス」契約延長にサインし、来シーズンは4690万ドル(約60億円)、2026-27年はなんと5820万ドル(約70億円)の年俸になると予想される。この契約は、来季の年俸が4690万ドル、2026年から27年にかけては5820万ドルとなる。さらに、この契約の交渉は彼自身が行い、最大4%の代理人手数料を省いた。
「私が学んだことが一つあるとすれば、それは私がタフな交渉者であり、私が望むものは何でも、私はそれを取得するということです」と、彼は言う。
エンビードが具体的にどのように投資を拡大したいかを考えるとき、世界で最も起業家精神にあふれたスポーツリーグであるNBAの周辺には、モデルとなり得るものが少なくない。
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラント、ゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーは、それぞれスプリングヒル・カンパニー(SpringHill Company)、ボードルーム(Boardroom)、ユニマス・メディア(Unanimous Media)という制作会社で成功しており、エンビードはすでにテレビや映画での仕事に関心を示している。
フェニックス・サンズのデビン・ブッカーは、スポーツドリンクの会社を経営している。エンビードのチームメイトであるジェームス・ハーデンは、自分のワインコレクション、クランチ・フィットネスのフランチャイズ、その他多くの株式を所有している。