同社の未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND」は2017年に東京・お台場海浜公園で初開催され、2018年には海外進出し、シンガポールのカウントダウンイベントとしても採用されている。
この「STAR ISLAND」を主催するエイベックス・アジアは、アジアを中心に音楽ライブやアニメ関連イベントをプロデュースしているエイベックス・グループの企業だ。
見るものをアゲる「ロケーションエンターテインメント」
「エイベックスは人を喜ばせることが得意な会社です。ライブやイベントを開催することも多い。そんな僕たちがIPを通じてできることはないかと考えていました」とエイベックス・アジア代表取締役社長の髙橋俊太氏はいう。
EDMのフェスなど、ショーのフィナーレで最後に花火が打ち上がるというイベントは多い。エイベックスらしく、音も、光も、パフォーマンスもある花火のショーはできないかと考えられ、結実したイベントが「STAR ISLAND」だ。見る者を圧倒するこのエンターテインメントは国境を越えていくもので、日本国内での成功後、次の開催地に白羽の矢が立ったのがシンガポールだった。
STAR ISLANDには、もう1つ欠かせない要素がある。それが「ロケーション」だ。
写真提供:STAR ISLAND 2022
STAR ISLANDは「映える」場所で開催される。日本の伝統花火と3Dサウンドやレーザーライティングといった最先端のテクノロジー、そしてパフォーマンスで構成されるショーは美しく人気がある絶景をバックにして繰り広げられる。シンガポールは、エイベックス・アジアが本社を置く地元でもあるが、アジアが誇る世界的な観光地マリーナベイがある。「一等地中の一等地」と髙橋氏がいうマリーナベイには屋上に世界最大のインフィニティプールを有する高級ホテル、マリーナベイ・サンズなどが存在している。STAR ISLANDはそれらをバックにして繰り広げられる。エイベックス・アジアはSTAR ISLANDを「ロケーションエンターテインメント」と呼んでいる。