金星と土星の大接近を肉眼で見よう

夕暮れが深まる時、南西の空に金星と土星の接近を見ることができる。写真は土星と木星と月(Getty Images)

1月22日は旧正月。今週は新月で始まるが、夕暮れ時にすばらしい光景が見られる。金星と土星の接近だ。

2つの惑星は2023年1月23日月曜日に最接近するが、その数日前から近づいていくところが見える。あなたの住んでいるところの日没から45分ほど後に南西の空を見上げるだけでいい。

今日から7日間の日没45分後の夜空に見える景色を紹介する。土曜日から火曜日にかけてが最高だ。必要なのはあなたの両目だけ!

1月19日木曜日


(STELLARIUMのスクリーンショット)

1月20日金曜日


(STELLARIUMのスクリーンショット)

1月21日土曜日


(STELLARIUMのスクリーンショット)

1月22日日曜日


(STELLARIUMのスクリーンショット)

1月23日月曜日、金星と土星が大接近


(STELLARIUMのスクリーンショット)

マイナス3.9等級で輝く金星が、ずっと暗い0.7等級の土星の南わずか0度21分(1度の1/3)の位置を通過する。小さな望遠鏡か双眼鏡で見れば、同じ視野の中に両方が入るだろう。

1月24日火曜日、三日月と土星と金星


(STELLARIUMのスクリーンショット)

金星と土星の大接近後、輝面度6%のスリムな三日月が、まだわずかな角度しか離れていない2つの惑星の近くに現れる。3つの天体すべてが直線状に並ぶ美しい光景!日没後すぐに西の空を見よう。だが急げ、魅了されるこの景色はすぐに視界から消えてしまう。

1月25日水曜日


(STELLARIUMのスクリーンショット)

17%照らされた三日月は惑星たちから少し離れてしまうが、2つの惑星の接近はまだまだ見る価値がある。

次の惑星接近は、2023年3月の金星と木星だ。

澄み切った空と大きな瞳に願いを込めて。

forbes.com 原文

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