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2023.01.12 10:30

バッファロー大学に言語障害に関するAI研究所設立、米NSFから助成金約26億円

安井克至
「例外教育のためのAI研究所は、すでに設立されている18のNSF主導のAI研究所、AI研究の変革的進歩とAIによるイノベーションの開発を追求するAI研究と教育のエコシステムに続きます」と、NSFプログラムディレクターのジェームス・ドンロンは、NSFの受賞発表の中で述べた。「この新しいチームをAIインスティチューションプログラムに迎えることができ、うれしく思います」

今回の助成金授与は、NSFが2019年に開始したさまざまな経済分野、および科学・工学分野における長期的なAI研究を支援するナショナルAIインスティチューションから現在得られる最大のものだ。

「バッファロー大学は、教育技術の大きな革新の開発でニューヨークと我が国をリードしており、今回バッファローは、コミュニケーションに苦労する子どもたちの教育を変革するためのニューヨーク初のナショナルAIインスティチューションを持つことになります」とシューマー上院議員は指摘する。「この連邦政府の大規模な投資は、すべての子どもたちが言語処理の問題で必要な支援を受けられるように、教室にテクノロジーを導入するのに役立ちます。すべてバッファローの科学者の研究によるものです」

NSFによると米国では340万人以上の子どもたちが言語関連のサービスを必要としているが、彼らにサービスを提供する言語聴覚士は6万1000人しかいない。この格差とそれにともなう学習問題は、近年では新型コロナウイルスの大流行によって悪化し、子どもたちが必要とする個別の言語サービスを受けることが非常に困難になっている。

「このチームがAI研究をどのように進め、言語に関する特別なニーズを持つ子どもたちやその家族、そして彼らにサービスを提供する米国の学校にとって、より良い解決策を開発していくのか、私たちはとても期待しています。このプロジェクトは、AI技術を利用して、私たちの国が米国民に提供できるサービスをどのように強化できるかを示すすばらしい例です」と、NSFプログラムディレクターのフェンフェン・ケーは述べている。

forbes.com 原文

翻訳=上西 雄太

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