2015.06.24

アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング 1位はグーグルのラリー・ペイジ

著者フォロー

記事を保存

アメリカで今、最も社員に支持されているCEOは、グーグルのラリー・ペイジ(Photo by Chris Hondros/Getty Images)

アメリカで今、最も社員に支持されているCEOは、グーグルのラリー・ペイジ。求人サイトを運営するグラスドアが発表した2015年版「CEO支持率ランキング」では、こんな結果が出た。

グラスドアは、サイトの登録者らに自分の会社を評価するレビューの提出を求めており、その中には「CEOを支持するか」という項目が含まれている。第6回となる今回のランキングは、2014年4月から1年間のデータを集計。社員及び元社員100人以上がレビューを提出した、従業員1000人以上の企業300社余りが対象となった。

各社CEOの平均支持率は69%だが、ラリー・ペイジの支持率は97%。前回の93%から上昇し、初の1位に輝いた。社内の無料カフェで、ペイジは誰とでも気さくにテーブルを囲む。男性や同性婚カップルを対象とした育児休業制度の充実など、福利厚生にも力を入れている。

昨年のトップ、リンクトインのジェフ・ワイナーは、支持率93%で12位となった。順位は落としたが人気は高く、中でも世界30カ国から7600人の社員が参加する隔週の全員会議は高く評価されている。

2位にランクインしたのは、2006年からナイキのCEOを務めるマーク・パーカー。オープンで親しみやすい人柄に加え、ゲイの人々の権利を守る活動も評価されている。同性婚を支持するための団体も立ち上げ、ナイキの経営陣は18万ドルを寄付している。

3位はテキサス州サン・アントニオ発祥のスーパーチェーン、HEBのチャールズ・バット。8歳の時から働き始め、祖母が設立した会社の経営を1971年に引き継いだ。今では大富豪だが、親しみやすい人柄だと社員は評価している。

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグは昨年の10位から4位に躍進。業績への評価が高かった。毎週金曜日に社員から質問を受ける時間を設けていることを評価する社員も多数いる。下記に上位20名を紹介する。