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2010年9月のある暑い日の朝。ガルフストリーム450を用意し、ジェイZを乗せバフェットの暮らすネブラスカ州オハマへ向かった。ランチ場所として選ばれたのは、バフェットお気に入りのレストラン「ハリウッド・ダイナー」。(中略)多弁なジェイZが、最初はほとんど話さず、バフェットをじっと見つめ、彼の話すことを一言も聞きもらすまい、としていたのだ。

※以下太字は進行役の『フォーブス』会長兼編集長、スティーブ・フォーブス

(中略)ウォーレン、資本を使って増やすというのは素晴らしい仕事ですが、数年前に、稼いだお金をほかのことに使おうと決心しましたよね。
 

ウォーレン・バフェット:
  嫌みに聞こえるかもしれませんが、20代のころの私は、自分は金持ちになれる、と自分でわかっていました。当時、妻と私は、人生をとことん謳歌しようと決め込み、自分たちが必要なものはすべて手に入れるようにしていたのです。
どういう使い方をしようと、すべてのお金は、いずれ社会に還元されるのだろうと思っていました。彼女は、お金で解決できることがあるのならば、そうやって人々を助けるべきだ、と考えるタイプの人間でした。
 私たちはお金を少しずつ貯め、それをほかに分け与えればいい、と考えていました。しかしながら、巨額のお金が入り、そのうえ妻も亡くなってしまった。どうすればそのお金を有効的に、そして素早く使い切れるかを考えなければいけなくなりました。5つの財団に分けるということを思いつき、その最大のものは、ゲイツ財団でした。あの選択は正しかったといまでも思っています。

 ジェイ、あなたも慈善活動を始めましたね。ショーン・カーター奨学金財団を主宰しています。今後、どんなふうに展開していくと思いますか。

ジェイ Z:
 なぜ慈善活動に力を入れるようになったかというと、先ほどお話ししたようにほんの小さな出来事が僕の人生を変えたからなのです。6年生のときの先生が、「あなたは賢いわ」と言ってくれた。そして、僕はそれを信じた。自分に「そうだ、僕は賢いんだ」と言い聞かせたのです。
 つまり、先生は僕にチャンスを与えてくれたのです。先生が僕の心に、その思いを植えつけてくれた。自分自身にそんな体験があるので、奨学金基金を始めることにしたのです。チャンスさえ与えられたら、最後までやり遂げられる、とても聡明な子どもたちはたくさんいますから。
 (以下略、)

木村小太郎 / アシーマ = 翻訳

 

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