シェフのルネ・レゼピが経営するデンマーク・コペンハーゲンにある同店は代わりに「専門のフードラボ」になるという。
チームはほとんどの時間を同社のeコマース部門「Noma Projects」のための新しい料理や商品の開発に費やし、ごく稀にポップアップでレストランを開く予定だ。
レストラン閉店後のレゼピの役割は、シェフというよりクリエイティブ最高責任者に近いものになる。
ニューヨーク・タイムズが最初に報じたように、新北欧料理(地産地消、かなりの季節性、酸度の高い食品を使った料理)のアイデアを開拓したこのレストランは変化する食品業界で生き残るモデルを持っていない。
「経済的にも感情的にも、そして雇用主としても人間としてもうまくいかない」とレゼピは同紙に語っている。
2003年の開店以来、世界のベストレストラン第1位に計5回選ばれ、2021年秋には3つ目のミシュラン星を獲得したばかりだった。
2024年にレストランを閉めて事業を転換するが、2023年中は営業する予定だ。
(forbes.com 原文)