新議会の初日に議員の家族が議場にいるのはよくあることだ。議長選3日目の5日夜に共和党のケビン・マッカーシーが11回目の議長選に敗れて膠着状態が続くなか、議員とその子どもたちは不満と疲労の色を浮かべ始めていた。
子どもを持つ議員にとって、米国での子育ての苦労は議会のホールやオフィスにも波及している。ミシガン州選出の民主党議員ヒラリー・ショルテンは、息子たちとそのいとこたちが彼女の議会事務所を「占拠」し、自分たちで精一杯楽しもうとしていると語った。「子どもたちは今、私の机の上に誰が一番高いカップのタワーを作れるか競争しているはず」とショルテンは話した。
下院本会議場にはファミリー用の部屋がなく、2011年まで議場には女性用トイレすらなかった。親である議員たちはやらなければならないことを抱えている。テレビやツイッターの映像は、議員たちが長引いている議長選で育児をこなしながらどう対処しているかを示している。
議員やその配偶者のツイートによると、下院の通路の両サイドにある議員控室は投票の合間に家族が集まる臨時スペースになった。
The Democratic ’cloakroom’ is a great spot for Congress-dads like me and @RepJimmyGomez & @JoaquinCastroTX to swap parenting tips!
— Rep. Salud Carbajal (@RepCarbajal) January 4, 2023
I wonder what age their kids will be by the time we have a Speaker of the House... pic.twitter.com/ApKB0nHAPe
Kids on House floor ... pic.twitter.com/Eqlu3TtkgC
— Howard Mortman (@HowardMortman) January 3, 2023