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2023.01.24

アントレプレナーの熱い想いに伴走するEY Privateが、2つのアワードの先に描く社会の姿

「EY Winning Women 2022」に選出された女性経営者5名。左から、メディフォン 代表取締役CEO 澤田真弓、Mentor For 代表取締役社長 池原真佐子、mederi 代表取締役 坂梨亜里咲、aba代表取締役CEO 宇井吉美、SIRC 代表取締役CEO 髙橋真理子。

2022年12月8日、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2022 ジャパン」と「EY Winning Women 2022」というふたつのアワードセレモニーが開催された。これらのアワードは、単なる祭典ではない。表彰だけにとどまらない意義を明らかにしたい。


毎年6月になると、世界から約60人のアントレプレナーがモナコに集結する。

その60人は、いったい何者であるのか。自身を起業に向かわせる熱源や使命感、あきらめとは無縁の果てなき挑戦、結果として社会にもたらした革新と衝撃。そうした「熱源・挑戦・革新」の美しい連環を讃えられ、60カ国から代表として選ばれた者たちだ。

アントレプレナーの熱い想いに伴走する国際的な表彰制度


60カ国の代表から世界一の起業家を決し、表彰する制度が「EY World Entrepreneur Of The Year(以下、WEOY)」だ。大会を実施しているEY(アーンスト・アンド・ヤング)は、アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションのサービスをグローバルで展開するプロフェッショナル・ファームである。

「もともと、この表彰制度は起業家精神が旺盛な米国で1986年に創設されたのが始まりです。これまでの米国の受賞者には、Amazonのジェフ・ベゾスやGoogleのラリー・ペイジといった面々が挙げられます。世界大会は、2001年から開催されてきました」

WEOYの燦然たる歴史から話してくれたのは、日本リージョンのEY Japanに在籍する高木健治だ。モナコに送り出す日本代表のアントレプレナーを選出する大会「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン(以下、EOY Japan)」を運営しているのは、EY Japanのなかで高木がリーダーを務めるEY Privateである。

高木健治 Japan EY Privateリーダー EY新日本有限責任監査法人 パートナー

高木健治 Japan EY Privateリーダー EY新日本有限責任監査法人 パートナー


「EY JapanおよびEY Globalのサービス連携を通じ、グロースマーケットで躍動中の企業をサポートするチームがEY Privateです。『Advisors to the Ambitious』というタグラインに基づき、アントレプレナーの熱い想いに伴走しています」

世界150カ国以上でクライアントの成長や変革を支援しているEYは、グローバルパーパスとして「Building a better working world〜より良い社会の構築を目指して」を掲げている。イノベーションの創造による社会課題の解決という観点で、スタートアップ企業を含めたプライベート企業の存在感がグローバルで高まる中、シードからアーリー期をも含めたプライベート企業の成長支援を担当しているEY Privateこそが、より濃密にグローバルパーパスを体現しているのではないかと高木は胸を張る。

「日々、類まれなるアントレプレナーシップと向き合い、成長企業のジャーニーを支えている私たちは、熱源・挑戦・革新の連環で社会に大きなインパクトをもたらすアントレプレナーを讃えるべく、『EOY Japan』にも全力で取り組んでいます」

「EOY 2022 Japan」と「EOY Japan Alumni」


2022年12月8日、東京ステーションホテルで「EOY 2022 Japan」のアワードセレモニーが開催された。23年6月にモナコで開催される世界大会の出場権を得て、「日本代表として選ばれたからには、WEOYでトップを目指していくことをお約束します」と挨拶したのは、星野リゾート代表の星野佳路だ。

コロナ禍で3年ぶりのリアル開催となった「EOY 2022 Japan」の会場には、日本代表の候補者として10名のアントレプレナーが集まった。2001年の世界大会発足に伴ってスタートした日本大会は、これまでに数多くのアントレプレナーの存在と活動、その価値を社会に広く、深く知らしめてきた。今回の会場には歴代の「EOY Japan」のアルムナイ(各年の候補者および日本代表者)からも参列。昼食や歓談の時間が設けられていたため、年度の新旧や業種の違いを飛び超え、情報および意見の交換によるネットワーキングが随所に発生していた。

写真左から、EVモーターズ・ジャパン 佐藤裕之、Sansan・神山まるごと高等専門学校 寺田親弘(代理)、unerry 内山英俊、マザーハウス 山口絵理子、SHIFT 丹下 大、ローツェ 崎谷文雄、ウェルネット 宮澤一洋、KeePer技研 谷 好通、星野リゾート 星野佳路(代理)、アリーナ 高山慎也

写真左から、EVモーターズ・ジャパン 佐藤裕之、Sansan・神山まるごと高等専門学校 寺田親弘(代理)、unerry 内山英俊、マザーハウス 山口絵理子、SHIFT 丹下 大、ローツェ 崎谷文雄、ウェルネット 宮澤一洋、KeePer技研 谷 好通、星野リゾート 星野佳路(代理)、アリーナ 高山慎也


「私たちは『EOY Japan』を単なる祭典で終わらせないために、歴代のアントレプレナーをつなぐコミュニティとして『EOY Japan Alumni』を立ち上げています。2022年の候補者10名もそうですが、歴代のアルムナイは、それぞれが人の心を打つストーリーをもっています。『EOY Japan』のアルムナイ活動によって、ひとつのストーリーが他のストーリーと出会い、交わり、また新たな価値創出につながっていくことを願っているのです」(高木)

「EOY Japan Alumni」は、社会を変えるアントレプレナーたちが集うコミュニティとして19年に発足。これまでコロナ禍においても活動の手を休めることなく、Forbes JAPANとの共催で「FUTURE JAPAN DEBATE」と題したオンラインセッションを行うなど、コミュニティのつながりを強固なものにしてきた。

「『EOY Japan Alumni』の初代会長は、ソニーで社長・会長を歴任してきたクオンタムリープ代表取締役会長/ファウンダーの出井伸之さんです。その出井さんに加えて、『FUTURE JAPAN DEBATE』には、EOY Japanの選考委員を務める日本ベンチャー学会会長・東京大学大学院工学系研究科教授の各務茂夫さんにもご出席いただきました。まさに、日本の産学界のオールスターが『EOY Japan Alumni』を支えていく体制となっています」(高木)

「EOY」で人脈や知脈を拡げるアルムナイ


「EOY 2022 Japan」に来場していたアルムナイは「EOY Japan」や「EOY Japan Alumni」に対し、どのような想いを抱いているのだろう。村上農園代表取締役社長の村上清貴は、自分とは違う業界にいるアントレプレナーとの直接の対話により、目が覚めるような想いを何度もしてきたという。

「コロナ禍で開催されてきたオンラインセッションも、3年ぶりのリアル開催となった今回の『EOY Japan』の受賞セレモニーも、私には大きな刺激になっています。業界が違っていても、『成功を収めているビジネスの構造を理解する』と自分の仕事に応用できるからです。付加価値がどこにあって、どのような仕組みが構築されているのか……。それらを知ると、自分の発想が限定的になっていたことに気づかされます」

村上清貴 村上農園 代表取締役社長

村上清貴 村上農園 代表取締役社長


業界や居住地域の垣根を飛び超えて、熱のあるアントレプレナー同士がつながりをもつこと。そして、意義ある対話を重ねながら慧眼を磨いていくこと。21年のアルムナイであるフラー代表取締役会長の渋谷修太も、そうしたアントレプレナー同士のネットワーキングの大切さを知るひとりだ。

「私は21年の授賞式をきっかけにして知り合えたアントレプレナーのオフィスに後日、訪問させていただいたことがあります。また、オンラインで授賞式を観られた先輩のアルムナイが新潟にある私たちのオフィスまで来られたこともあります。『EOY Japan』を起点に人脈や知脈が拡がり続けているのを感じていますね」

渋谷修太 フラー 代表取締役会長

渋谷修太 フラー 代表取締役会長


女性経営者を選考・表彰する「EY Winning Women 2022」も同時開催


東京ステーションホテルで「EOY 2022 Japan」のアワードセレモニーが開催された2022年12月8日、EY Japanのオフィスに設けられた会場では「EY Winning Women 2022(以下、EWW 2022 Japan)」の表彰式も行われた。

「EWW」は、女性経営者とその事業の成長を応援することを目的としている。単に表彰して終わりではない。「EYのAsia-Pacificエリアの女性起業家が集まるEY EWW海外プログラム」への参加およびメンタリング、事業拡大に向けてのアドバイス、有力起業家や大企業とのネットワーキング・マッチングの機会などを提供している。

「EY Winning Women 2022」に選出された女性経営者5名は、表彰式会場でビジネスプレゼンテーションを実施。Webでつながった全国の視聴者に自らの想いと共にイノベーティブなビジネスプランを発表した。

「EY Winning Women 2022」表彰式会場でのビジネスプレゼンテーションの様子。写真はMentor Forの代表取締役社長 池原真佐子のプレゼン風景。

「EY Winning Women 2022」表彰式会場でのビジネスプレゼンテーションの様子。写真はMentor Forの代表取締役社長 池原真佐子のプレゼン風景。


例えば、生き方やキャリアが多様な女性を社外メンターとして企業にマッチングし、「女性管理職を増やしたいが、社内にロールモデルがいない。ロールモデルやメンターがいないために、自分がリーダーになるイメージが湧かない」といった課題を解決しているMentor Forの代表取締役社長、池原真佐子。彼女は、日本ではじめて「キャリアメンタリング」スキルを体系化し、メンター育成のスクールも運営している。プレゼンテーションでは、「多様なリーダーが自分らしく活躍する、やさしい社会の実現を目指す」ことを宣言した。

また、臭いで尿や便を検知する排泄センサーを開発・製品化しているaba代表取締役CEOの宇井吉美は、「テクノロジーで誰もが介護したくなる社会を見据えている」と語った。同センサーは、排泄記録によって排泄パターン表が自動作成される仕組みも備えている。ナースコールを発明するなどエンジニアでもあったというナイチンゲールに自身をなぞらえ、「目指すは現代のナイチンゲール」との熱い想いを吐露した。

EY Privateリーダーの高木が言う。

「『EWW』の取り組みは、日本では2013年からスタートしています。繊細な感性が宿ったビジネスで勝負している女性経営者に支援プログラムを提供してきました。結果として『EWWの支援プログラムがあったおかげでスケールできた』といった声も頂戴しています。今回の『EOY Japan 2022』では、人と人の関係性が希薄になりがちだったコロナ禍においても『おもてなしの心』や『人と人のつながり』を大事にしてきた星野リゾートの星野佳路さんが日本代表に選ばれました。『EY Winning Women 2022』で選出された女性経営者の皆さんも、『人と人のつながり』にフォーカスしたビジネスを展開されているように思います。そのようなアントレプレナーの皆さんと今後も深くつながりながら、私たちEYは『Building a better working world〜より良い社会の構築を目指して』というパーパスを着実に果たしていきます」


EY World Entrepreneur Of The Year 2022
https://www.ey.com/ja_jp/weoy

EY Winning Women 2022
https://www.ey.com/ja_jp/entrepreneurial-winning-women-japan/ey-winning-women

Promoted by EY Japan | text by Kiyoto Kuniryo | photographs by Shuji Goto | edit by Akio Takashiro

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