キャリア・教育

2023.01.09 17:00

成功する人が過去について自問する5つのこと


4. 何を学べるか


自分がここ数年にわたって続けてきたパターンには、秘密や教訓、理解のチャンスが秘められている。これまでの自分の軌跡を、歴史の本のように考えよう。

第三者が今のあなたを見て、どんなことを思うかを想像しよう。その人は、どのような情報を読み取り、どのような評価を下すだろう? これまでの出来事を詳細まで思い出してみる。自分の行動が実を結んだときにはどんな傾向があったかを考えよう。

これまでの行動は全て、何らかの結果につながっている。結果を変えたければ、行動を変えなければならない。自分の行動の影響を知るには、過去を精査することが必要だ。過去の出来事から、向こう数年に生かせる学びを得ること。その知識を駆使し、再スタートを切ろう。

5. 何を変えるべきか


これまでプライベートや仕事でやってきたものの中には、今後やめるべきこともある。毎日やっていることでも、自分のためにならないことはある。あなたの周りにいる人々の中には、自分を高めてくれるような人もいれば、自分をおとしめてしまう人もいるが、それは分析をしてみないと分からない。まずは、自分に起こせる変化を想像し、リストにする。次に、そのリストの各項目について、実行したら何が起きるかを考えよう。

何も変化を起こさなければ、変わるものはない。同じことを続けて、直線状に進むだけだ。一方、あなたが望んでいる急成長は、変化により得られる。場所を変える、会社を変える、習慣を変える、外見や心持を変える、などだ。自分をアップグレードすれば、どんなものでも手に入れられる。

以上の5つの問いを自分に投げかけ、健全な未来を導こう。どのようにしてここにたどり着いたか、何が邪魔だったか、どのようにすれば改善できたかを考え、そこで学んだことを基に変化を起こそう。

forbes.com 原文

編集=遠藤宗生

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