今回の記念切手のうちの8枚は、ベーシストのスティーブ・ハリス、ボーカルのブルース・ディキンソン、ギタリストのエイドリアン・スミスとデイヴ・マーレイ、ヤニック・ガーズ、ドラマーのニコ・マクブレインらがステージで演奏する姿を描いている。
さらに、切手4枚のミニチュアシートには、バンドのマスコットとしておなじみのエディ・ザ・ヘッドのイラストが描かれている。
「このプロジェクトの話を聞いて、メンバーは全員、良い意味で驚いた」とハリスは、プレスリリースで述べている。「切手は素晴らしい出来で、バンドの本質とエネルギーを捉えていて、僕らはみんなとても誇りに思っているし、僕らのファンも同じように感じてくれると思っている」
1975年にハリスによって結成されたアイアン・メイデンは、「The Number of the Beast(魔力の刻印)」や「Powerslave」「Seventh Son of a Seventh Son(第7の予言)」などの名盤で知られ、1億枚以上のレコードを売り上げグラミー賞に合計4回ノミネートされた。さらに、2012年にはベスト・メタル・パフォーマンス賞を受賞し、2021年のロックの殿堂入りの候補にも挙がっていた。
ロイヤルメールの広報ディレクターのデイヴィッド・ゴールドは、「ロックの歴史において、正真正銘のレジェンドと呼べるバンドは少ないが、アイアン・メイデンはまさにそれ以上の存在だ、私たちは、彼らのファンがこれらの切手を愛してくれることを期待している」と述べている。
ロイヤルメールの切手の音楽シリーズには、これまでピンク・フロイドやクイーン、ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョンらが登場しており、アイアン・メイデンはその最新のラインナップに起用された。
(forbes.com 原文)