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2023.01.08 08:00

アップルApple Watch Ultraがさらに大型化し、「マイクロLED」搭載の噂

Getty Images

昨年秋に発売されたアップルのスマートウォッチの最新シリーズ「Apple Watch Ultra」に早くも、大幅なアップグレードの噂が浮上した。

Apple Watch Ultraは、他のWatchよりも大きく、現行モデルの中で唯一チタン仕上げで、重量を抑えているが、香港の投資会社Haitong Intl Tech ResearchのアナリストのJeff Puによると、新たなモデルはサイズがさらに大きくなるという。

Puは、ニュースサイト9to5Macが取り上げたコメントの中で、Ultraのディスプレイが現行モデルの1.93インチから、2.1インチ程度にまで大型化されると予測した。しかし、現行モデルはすでにディスプレイ周りのベゼルがかなり狭く、Watch本体が大きくならない限り、これほどの大画面化は難しいとも思われる。

Puはまた、Ultraのディスプレイが有機ELではなくマイクロLEDになると述べているが、これはアップルにとって初めての試みだ。マイクロLEDは、有機ELよりも高い輝度と色精度を持つため日差しの強い場所で Watchを使用する場合には特に威力を発揮する。

ここまで読むと、一刻も早く最新モデルのUltraを入手したくなる人も多いかもしれないが、実際は辛抱強く待つ必要がありそうだ。Puは、この新たなApple Watch Ultraがリリースされるのが、来年の2024年になると述べている。

ただし、このアップデートサイクルは理にかなっていると筆者は考えている。Apple Watch SEが毎年アップデートされないのと同様に、Ultraも現行のSeries 8などの基幹モデルと同様に毎年アップグレードされるとは思えない。

Apple Watchには今年秋のSeries 9でいくつかの刷新がもたらされる予定だが、Puによると「さほど斬新な機能は追加されない」とのことで、売上は伸び悩む見通しという。血圧や血糖値のセンサーの搭載も、まだしばらく先になると噂されている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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