年齢別の大麻消費傾向は比較的安定しており、過去12カ月間に大麻を使用した人の割合は20~24歳が最も高く、約50%だった。人口全体での割合は、21年の25%から27%へと微増。16~19歳の大麻使用率は18~20年に微増したが、21年と22年には合法化前の水準に戻っている。
購入場所で最も多かったのは大麻販売所(61%)で、21年の53%から増加。違法ウェブサイトはわずか2%、違法な大麻販売所は1%、売人から購入した人は1%だった。
大麻使用車が合法販売所で1カ月に使った金額は約65カナダドル(約6400円)。最も多かった消費法は喫煙(70%)で、2番目は食品(52%)、3番目はベープペンや電子タバコを使ったベーピング(31%)だった。
回答者は概して、大麻使用による利益は弊害を上回ったと考えていた。過去に大麻を2度以上使用したことがある人のうち、96%は大麻使用について専門機関での治療やカウンセリングなどを受ける必要性を感じたことが一度もないと回答。こうした支援を受けたことがあると答えたのはわずか3%だった。
調査では、新型コロナウイルスの流行が大麻使用に変化をもたらしたかも尋ねられた。過去12カ月間に大麻を使用したことがあった人のうち、53%は使用量が変わっていないと回答。増えたと答えた人は24%、減ったと答えたのは23%だった。
使用量が増えた理由として多かったのは、上位からストレス(59%)、不安(55%)、退屈さ(51%)、孤独(33%)、規則正しいスケジュールがないこと(31%)だった。
(forbes.com 原文)