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2023.01.05 17:25

年末年始のJAFの出動は10秒に1件!クルマでのお出かけで注意したいこと

Getty Images

年末年始は帰省や初詣、年始回りなど、クルマでのお出かけが増える機会です。この時期はクルマのトラブルも多く、JAFによると2021年末年始の期間でJAFが出動した件数は、なんと5万8406件にのぼり、10.4秒に1件の割合となっています。

もっとも多い要請内容はバッテリーあがりで、これは年末年始に限らず1年でもっとも多いトラブルとなっています。バッテリーは、クルマを運転していると充電して電圧を保ってくれますが、放置しているとどんどん電圧が下がってしまいます。また、気温が低いとバッテリーの能力が下がってしまうため、よりバッテリーがあがりやすくなってしまいます。

コロナ禍の影響でクルマでの外出が減り、あまり運転していないと要注意。バッテリーは劣化してしまうと、交換する必要があるため、たとえエンジンが掛かったとしてもガソリンスタンドなどでチェックしてもらったほうが安心です。

ほかにも、年末年始の運転で注意したいのが、冬用タイヤの装着やチエーンなどの滑り止め対策を装備しているのかということ。寒波が到来しており、雪でなくても路面が凍結する可能性が高くなっています。特にあまり雪のない地域の人は、冬用対策をしていないことが多く、普段あまりいかない所へ行ったときに、凍結した道路と気づかずに滑ってしまったり、急に雪に見舞われると立ち往生してしまいます。特に山へお出かけになるときは、十分注意しましょう。



また、普段乗り慣れていないと、高速道路で降りるべきインターチェンジを通過してしまったということがあると思います。焦って、逆走やバック走行をする人があとを絶たず、非常に危険です。そんなときは、慌てずに次のインターチェンジで降りて、料金所を出たところで特別転回をすれば、追加料金なしで戻れます。料金所を出る際、一般レーンに進み、係員にその旨を話せば、指示に従って戻れます。料金所のレーンに入る際、念のためETCカードを抜いておくと、料金が発生しません。



久しぶりに運転するのであれば、クルマがきちんと動くのか、ガソリンスタンドなどでバッテリーの劣化やタイヤのエアーをチェックしてもらうなど、出発前にしっかり確認してからお出かけするようにしましょう。

文 = 飯島範久

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