ビジネス

2022.12.31

廃材やリサイクル素材のみで作られたアウトドア用具「CAESU.」

プレスリリースより

すべての商品が廃材、端材、間伐材、リサイクル素材のみで作られるアウトドア用具の新ブランド、CAESU.(カエス)が誕生しました。膨大なCO2を排出する大量生産も、間伐以外に木を切り倒すこともしないと明言しています。

Webサービスの開発やマーケティングなどを行うLINPSは、非日常的な環境で日々の疲れを癒すキャンパーのために、大自然のなかでの幸せなひとときと「地球を大切にする想い」を紡ぐことを目指して、このブランドを立ち上げました。

製品の販売は公式オンラインストアにて2023年1月22日から開始されます。まず登場するのは、スギの間伐材で作ったハンドメイドのシェラカップ「TWシェラ450」です。珍しい木製のシェラカップで、手に馴染み、軽量だとのこと。サイズは、幅220ミリ、高さ50ミリ。価格は9980円です。



もうひとつは、鉄鋼業の製造ラインで廃棄された型抜き後の鉄材(ブランク材)を使った焚き火台「BLANK-182」です。サイズは、幅300ミリ、高さ400ミリ、奥行き350ミリ。価格は2万4800円です。

どちらの製品も、廃材から作られるため、個々の色やデザインは必然的に違ってくるとのこと。それが大量生産ではない、いい意味でのワケあり品だと思うと愛着がわきます。

また、CAESU.の一部の製品には、不要になったときに、その素材を使って別の製品に無償で作り替えてもらえる永久保証が付くとのことです。たとえば、CAESU.のテントが不要になったときは、それを使って椅子に作り替えることができます。

キャンプ場で焚き火にあたりながら、使っている軽量でコンパクトなギヤが最新の素材を使った高度な工業製品であることに、ちょっと罪悪感を覚えたりします。こうした環境に配慮した、こだわりのあるブランドの製品なら、森のなかで気持ちよく過ごせそうですね。

文 = 金井哲夫

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