5. 明確なキャリアゴールを設定する
上司の評価に納得できようができまいが、自分のキャリアで何を目指すのかという目標を明確に打ち立てるべきときだ。目標を立てずにキャリアを歩んでいくのは、地図(またはGPS)のない旅に出るのと同じだ。それでは、自分の現在の位置はもちろん、どこに向かっているかさえわからない。
キャリアについては、6カ月から3年ほど先を見据えた短期的な目標と、3年以上の先を見据えた長期的な目標を立てよう。目標は必ず、実行可能で、測定可能で、現実的なものでなくてはならない。さらに、やりがいを感じられるもの、つまり達成可能で、野心的なものでなくてはならない。
あとは、常に柔軟な姿勢を忘れないでほしい。成功への道はまっすぐではない。新たな可能性を受け入れられるよう、オープンでいることが肝心だ。
レビューを受けたときに忘れてはならないのは、何を言われたのかではなく、どう対処するかが大事だということだ。散々な評価だったとしても、この世の終わりというわけではない。単に、転職すべきタイミング、キャリアを変更すべきタイミング、あるいは起業すべきタイミングなのかもしれない。
何よりも、自信を失うことだけは避けよう。しかるべきかたちで対処すれば、一見すると否定的な出来事であったとしても、とても前向きなキャリアの転機になるかもしれない。
(forbes.com 原文)