レビューで厳しい評価を受けたときの対処法 5つの提案

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2. 上司以外の人からフィードバックをもらう


自分が自分をどう見ているかと、他の人があなたに対して抱く認識には、ずれが存在する場合がある。だからこそ、信頼できるメンターやコーチ、同僚、あるいは、自分をよく知る人などにフィードバックを求めるべきだ。

この際、相手には、自分が求めているのは率直な意見であって、慰めではないことをきちんと伝えよう。何を言われても、むきになって言い訳しようとせず、感情的にならないよう注意しよう。また、フィードバックを理解するのに必要だと思ったら、相手の話を自分の言葉で言い換えてみて内容を確認したり、突っ込んで質問したりしよう。

フィードバックを受け取ったら、感謝することを忘れずに。

3. 文書での回答を用意する


レビューについて、上司に突っ込んで尋ねたい質問をじっくり検討し、それを文書にしよう。評価に納得できないのなら、具体例と、根拠となるポイントを盛り込んだコメントを用意しよう。

一方で、上司のフィードバックはもっともだと思ったら、素直に受け入れて、翌年に向けたパフォーマンスの改善計画を作成しよう。正式なかたちのものである必要はない。プロフェッショナルとして成長するうえで進んでいくべきステップを大まかにまとめた、シンプルなもので構わない。

4. フォローアップ・ミーティングを設定する


業績について否定的な評価を受けたときは必ず、確認のためにも、再度ミーティングの場を設けてもらうのが賢明だ。その際に、不明な点があれば上司に質問をして、説明を求めよう。

上司の意見に納得できない場合には、自分の考えを述べよう。あるいは、上司の意見はもっともだと納得できたなら、改善に向けたプランを提示しよう。

上司に議論に入ってもらい、上司が解決策の一端を担っていることを感じてもらおう。こうしたミーティングで、プロフェッショナルとしての姿勢を崩さず、礼儀正しく行動すれば、職場で生産的な関係を築いていこうとしている、という印象を与えることができるだろう。
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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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