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2022.12.28 12:00

米ビリオネアの美術品「お買い物」 高値を付けた10の絵画

グスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(Photo by DeAgostini/Getty Images)


ウィレム・デ・クーニング『Woman III』
ロイ・リキテンスタイン『Masterpiece』
パブロ・ピカソ『Le Rêve/夢』
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ロイ・リキテンスタイン『Masterpiece』(Photo by Dan Kitwood/Getty Images)


パブロ・ピカソ『Le Rêve/夢』(Photo by Georg Goebel/picture alliance via Getty Images)

ニューヨーク・タイムズ紙によると、ヘッジファンド系ビリオネアのスティーブン・コーエンは2006年、プライベートセールによりデ・クーニングの『Woman III』を1億3750万ドル(約190億円)で購入した。
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同紙によると、コーエンはさらにロイ・リキテンスタインの『Masterpiece』を2017年に1億6500万ドル(約230億円)で購入し、パブロ・ピカソの『Le Rêve/夢』を2013年に1億5500万ドル(約210億円)で購入した。

デ・クーニングの絵画は現在、2億4200万ドル(約330億円)の価値があるだろう。またリキテンスタインの絵画は2億ドル(約270億円)近く、ピカソの絵画は2億1370万ドル(約290億円)近くになる。

フランシス・ベーコン
『Three Studies of Lucian Freud/ルシアン・フロイドの3つの習作』


フランシス・ベーコン『Three Studies of Lucian Freud/ルシアン・フロイドの3つの習作』(Photo by rune hellestad/Corbis via Getty Images)

ホテル実業家スティーブ・ウィンの元妻であるイレーン・ウィンは2013年、フランシス・ベーコンによる3枚続きの絵画『Three Studies of Lucian Freud/ルシアン・フロイドの3つの習作』を1億4240万ドル(約195億円)で購入した。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、これは当時オークションで販売された美術作品の中で最も高価なものだった。この3枚続きの絵画の値段は、2022年には1億7190万ドル(約235億円)を超えているだろう。

ジャスパー・ジョーンズ『Flag/旗』


ジャスパー・ジョーンズ『Flag/旗』(Photo by Cindy Ord/Getty Images)

ニューヨーク・タイムズ紙によると、コーエンは2010年のプライベートセールでジャスパー・ジョーンズの『Flag/旗』を約1億1000万ドル(約150億円)で購入している。現在の価値にすると約1億6360万ドル(約220億円)だ。

エドバルト・ムンク『叫び』


エドバルト・ムンク『叫び』(Photo by Oli Scarff/Getty Images)

米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントの共同創業者であるレオン・ブラックは2012年、1億2000万ドル(約160億円)近くを費やしてエドバルト・ムンク『The Scream/叫び』を購入した。これは競売の最高記録を打ち立てたものでもあり、現在の価値は1億5500万ドル(約210億円)だ。
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翻訳・編集=出田静

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