デルタ航空は、2023年初めに一部の便でスカイマイル・ロイヤリティ・プログラムの会員を対象にこのサービスを始動し、その後、提供する便を拡大する予定という。
同社のエド・バスティアンCEOは、2018年に無料のネット接続の提供に向けた目標を発表し、ネットワークの安定性を向上させる設備を導入すると述べていた。
アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション紙によると、デルタ航空は2018年に初めて無料Wi-Fiのテストを実施し、その後も準備を進めてきたという。
ジェットブルー航空やアメリカン航空、サウスウエスト航空などの航空会社も、機内での無料Wi-Fiの提供に向けた取り組みを進め、一部の便ではすでに提供を開始している。
デルタ航空の最高顧客体験責任者のアリソン・オースバンドは、11月に開催された航空業界のイベントで、「顧客に刺激的なエクスペリエンスを提供していきたい」と話し、アップグレードされたネット接続サービスに「多額の投資」をしていると述べていた。
(forbes.com 原文)