H&Mは許諾を得ずに彼のアイテムをリリースしたと、ビーバーはインスタグラムのストーリーで告発した。
「私だったら買わない」と、ビーバーは2億7000万人のインスタグラムのフォロワーたちに語り、これらの商品が「ゴミだ」と付け加えた。彼がどのアイテムのことを指しているのかは定かではないが、H&Mは彼の名前を冠したカラフルなパーカーやその他のアイテムの画像をサイトに掲載しており、中には2021年の楽曲「Ghost」の歌詞の「I miss you more than life」というフレーズをあしらったものもある。
H&Mの担当者はフォーブスに送ったEメールのコメントで、同社がこの商品に関し他のすべてのライセンス商品やパートナーシップと同様に「適切な承認プロセスを経ている」と述べ、ビーバーの主張を否定した。
昨年度は238億ドル(約3.3兆円)の売上高を記録したH&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)は、アリアナ・グランデやビリー・アイリッシュを含む人気シンガーのアイテムを販売することで知られている。スウェーデンに本社を置く同社は、以前にもビーバーを起用したアイテムを販売していた。
H&Mは、Zaraの親会社のインデックスに次ぐ世界2位のアパレル小売業者として知られている。同社は先月、第3四半期の売上減少を受け、コスト削減のために1500人の人員削減を開始した。
ビーバーは6月に顔面神経麻痺を引き起こすラムゼイハント症候群と診断され、9月にワールド・ツアーを中止していた。
(forbes.com 原文)